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円覚寺 秋百景
11月18日(日)

<妙香池>

<僧堂前>

<仏殿>

<居士林>
昨日の大風の影響で、円覚寺境内は落木と落ち葉でいっぱいでした。
早朝から、管長様をはじめ雲水さん、土日坐禅会の参加者、暁天坐の
有志の方などで山内掃除(境内掃除)をしました。おかげさまで、
一般の観光客がいらっしゃる頃には、すっかり、きれいになりました。
日を追うごとに色づいてくる紅葉、楽しみな季節の到来です。
午後から、居士林で蔦(ちょう)禅坐禅会でした。蔦禅会は、
ハーバード大同窓会とブラウン大同窓会と居士林が主催となって
行っている坐禅会です。同時通訳(英語)してもらって
指導をしています。
最初に、坐相説明をしてから、15分の坐禅を3回ほどして、
残りの30分を円座になって質疑応答の時間にしています。
今日の参加者は、18名でした。同窓生に限らず、ご縁のある
方々が参加をし、8割が日本人の方です。
海外で禅をひろめたのは、円覚寺の釈宗演老師や円覚寺と深い
かかわりがある鈴木大拙さんでした。そういった良い伝統を
少しでも坐禅会を通して守っていけたらと思います。

<妙香池>

<僧堂前>

<仏殿>

<居士林>
昨日の大風の影響で、円覚寺境内は落木と落ち葉でいっぱいでした。
早朝から、管長様をはじめ雲水さん、土日坐禅会の参加者、暁天坐の
有志の方などで山内掃除(境内掃除)をしました。おかげさまで、
一般の観光客がいらっしゃる頃には、すっかり、きれいになりました。
日を追うごとに色づいてくる紅葉、楽しみな季節の到来です。
午後から、居士林で蔦(ちょう)禅坐禅会でした。蔦禅会は、
ハーバード大同窓会とブラウン大同窓会と居士林が主催となって
行っている坐禅会です。同時通訳(英語)してもらって
指導をしています。
最初に、坐相説明をしてから、15分の坐禅を3回ほどして、
残りの30分を円座になって質疑応答の時間にしています。
今日の参加者は、18名でした。同窓生に限らず、ご縁のある
方々が参加をし、8割が日本人の方です。
海外で禅をひろめたのは、円覚寺の釈宗演老師や円覚寺と深い
かかわりがある鈴木大拙さんでした。そういった良い伝統を
少しでも坐禅会を通して守っていけたらと思います。
秋の風景と・・・
10月12日(金)

嫁菜 <黄梅院>

関屋秋丁子(せきやのあきちょうじ)

実葛(さねかずら)

杜鵑(ほととぎす)
(後記)
昨日は、管長様のところに、寺田一清先生御一行が
わざわざ大阪からお見えになりました。
寺田先生は「修身教授録」や「立腰教育」などで有名な
森信三先生に長年お仕えしたお弟子さんです。
坂村真民先生の話題等、お二人ともたいへん意気投合
しておられるご様子でした。
明後日の日曜説教会の時に、森信三先生のことばを
集めた小冊子「立腰のすすめ」をみなさんの配布する
予定です。
また、日曜日は午後2時から羅漢講式(翌日は舍利講式)
という儀式を方丈で行います。舍利(お釈迦様のお骨)を
須弥壇に奉ってお経などを諷誦します。1年に1度だけ行われる
円覚寺に伝わる舍利のご開帳です。

嫁菜 <黄梅院>

関屋秋丁子(せきやのあきちょうじ)

実葛(さねかずら)

杜鵑(ほととぎす)
(後記)
昨日は、管長様のところに、寺田一清先生御一行が
わざわざ大阪からお見えになりました。
寺田先生は「修身教授録」や「立腰教育」などで有名な
森信三先生に長年お仕えしたお弟子さんです。
坂村真民先生の話題等、お二人ともたいへん意気投合
しておられるご様子でした。
明後日の日曜説教会の時に、森信三先生のことばを
集めた小冊子「立腰のすすめ」をみなさんの配布する
予定です。
また、日曜日は午後2時から羅漢講式(翌日は舍利講式)
という儀式を方丈で行います。舍利(お釈迦様のお骨)を
須弥壇に奉ってお経などを諷誦します。1年に1度だけ行われる
円覚寺に伝わる舍利のご開帳です。
翡翠(カワセミ)
10月8日(月)

円覚寺山内の妙香池には、時々カワセミ(翡翠・川蝉)が飛んでいる
姿を見かけます。虎頭岩の上から獲物をねらっている姿です。

カワセミと言ってもミンミン鳴く蝉(せみ)とは関係なく、
青土を表す「ソ二」という言葉が「ソビ」→「セミ」と転じて
「セミ」になったとのことです。

両翼の間からのぞく背中の水色が鮮やかで美しいですね!
その色の美しさに思わず、見とれてしまいます。
この美しい外見から「渓流の宝石」とも呼ばれています。

シャボン玉が光の具合によって様々な色に見えるように
カワセミも本来は青くはなく光によって青く見えたり
緑にも見えるとのこと。宝石の「翡翠(ヒスイ)}は
この鳥の羽の色に由来して名付けられたそうです。
日本のカワセミは河川の護岸が進むと巣の出来る場所を
失い20世紀に著しく減少したそうです。こういう動植物と
共生できる環境を少しでも後世に伝えていきたいものです。

円覚寺山内の妙香池には、時々カワセミ(翡翠・川蝉)が飛んでいる
姿を見かけます。虎頭岩の上から獲物をねらっている姿です。

カワセミと言ってもミンミン鳴く蝉(せみ)とは関係なく、
青土を表す「ソ二」という言葉が「ソビ」→「セミ」と転じて
「セミ」になったとのことです。

両翼の間からのぞく背中の水色が鮮やかで美しいですね!
その色の美しさに思わず、見とれてしまいます。
この美しい外見から「渓流の宝石」とも呼ばれています。

シャボン玉が光の具合によって様々な色に見えるように
カワセミも本来は青くはなく光によって青く見えたり
緑にも見えるとのこと。宝石の「翡翠(ヒスイ)}は
この鳥の羽の色に由来して名付けられたそうです。
日本のカワセミは河川の護岸が進むと巣の出来る場所を
失い20世紀に著しく減少したそうです。こういう動植物と
共生できる環境を少しでも後世に伝えていきたいものです。
白花彼岸花
10月7日(日)

今年は暑い日が続いたせいか、彼岸花が咲くのが遅れ、円覚寺境内でも
まだあちこちに咲いているのが見受けられます。今年の特徴は不思議なことに
白い彼岸花が赤いのに比べて圧倒的に多いことです。
白い彼岸花を調べてみると、なんと驚くべきことに赤い彼岸花
(支那彼岸花)と黄色い花の鍾馗水仙(しょうきすいせん)が
自然交雑して出来たものだとのこと。
赤い花と黄色い花が交じってなぜ白に?と素朴に疑問が湧いて
きますが、お互いがお互いの遺伝子を阻害して、結局、白に
落ち着いたというのが有力な説だそうです。
そう見ると自然の世界というのは実に奥が深いものですね。
(後記)昨日の土曜坐禅会初心者の部は、80名もの大勢の方に
ご参加いただきました。みなさん、有り難うございました。

今年は暑い日が続いたせいか、彼岸花が咲くのが遅れ、円覚寺境内でも
まだあちこちに咲いているのが見受けられます。今年の特徴は不思議なことに
白い彼岸花が赤いのに比べて圧倒的に多いことです。
白い彼岸花を調べてみると、なんと驚くべきことに赤い彼岸花
(支那彼岸花)と黄色い花の鍾馗水仙(しょうきすいせん)が
自然交雑して出来たものだとのこと。
赤い花と黄色い花が交じってなぜ白に?と素朴に疑問が湧いて
きますが、お互いがお互いの遺伝子を阻害して、結局、白に
落ち着いたというのが有力な説だそうです。
そう見ると自然の世界というのは実に奥が深いものですね。
(後記)昨日の土曜坐禅会初心者の部は、80名もの大勢の方に
ご参加いただきました。みなさん、有り難うございました。
黄金の彼岸花
9月24日(月)その2

夕方から、お隣・続灯庵さんの開山忌に参列して参りました。
山門前の黄色の彼岸花(西洋品種だそうです)がちょうど夕日に映えて
黄金のように光り輝いていました!

管長様からお聞きしたことですが、ある有名な動物学者さんが
次のようなことをおっしゃつていたそうです。
「植物や動物は、大自然と調和して生きていく智慧をきちんと
発揮して生きていますが、人間は二足歩行になり、能が発達して
しまったために、我欲にとらわれて、周りとの関係性が見えなくなって
いるとのこと。」
私達、人間ももちろん、大自然と調和して生きていく智慧を誰もが
生まれながらに備えているのですから、それを発揮しないことには
もったいないですね。
こうなると、本当に仏教の教えと一つですね。

夕方から、お隣・続灯庵さんの開山忌に参列して参りました。
山門前の黄色の彼岸花(西洋品種だそうです)がちょうど夕日に映えて
黄金のように光り輝いていました!

管長様からお聞きしたことですが、ある有名な動物学者さんが
次のようなことをおっしゃつていたそうです。
「植物や動物は、大自然と調和して生きていく智慧をきちんと
発揮して生きていますが、人間は二足歩行になり、能が発達して
しまったために、我欲にとらわれて、周りとの関係性が見えなくなって
いるとのこと。」
私達、人間ももちろん、大自然と調和して生きていく智慧を誰もが
生まれながらに備えているのですから、それを発揮しないことには
もったいないですね。
こうなると、本当に仏教の教えと一つですね。