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徧界一覧亭(へんかいいちらんてい)

12月6日(火)その2

 今日は、山内の和尚様を中心とする五百羅漢研究会の方々と瑞泉寺さんに

徧界一覧亭を見学に行って参りました。普段は一般公開はしていないのですが

今回は特別に瑞泉寺さんのご好意で拝観させていただけました。

徧界一覧亭は、瑞泉寺が建てられた錦屏山の頂上に位置し、「徧界」とは

すべての世界のこと、それを見渡すことができることから

その名がつけられたそうです。

blog-PC060111.jpg

瑞泉寺は夢窓国師が53歳の時に建てられました。夢窓国師は

庭園作りでも有名でこの庭もその一つです。

blog-PC060115.jpg

大きな洞窟は天女洞、別名・水月観道場とよばれ坐禅修行の場所で

あったそうです。

blog-PC060116.jpg

この橋を渡って崖にほられた階段を上って山頂の徧界一覧亭に

行きます。

blog-PC060104.jpg

険しい山道を5分ほど登ると着きました。これが徧界一覧亭の

建物です。

blog-PC060105.jpg

今日は曇り空で富士山は見えなかったのですが、目の前に広がる

山々や鎌倉市街、海は見ることができました。夢窓国師は山野自然を

愛されました。まさにそんな心を象徴するような景観です。

国師も絶景を眺めながら坐禅をされたのかと思うと感慨深く

なります。

blog-PC060107.jpg

この場所は、五山文学の時代、禪僧達によってしばしば

詩会が開かれ文化サロン的なところとなったそうです。

 下山後、瑞泉寺さんでお抹茶をご馳走になりました。

書院の掛け軸に前管長さんが揮毫された夢窓国師の漢詩が

掛かっていました。徧界一覧亭を詠んだ漢詩です。


「天は尺地を報じて 帰休することを許す

遠を致し深さを鉤(さぐ)りて 自由を得たり

此に到って人々 眼皮綻(ほころ)ぶ

河沙の風物 我焉(いずく)んぞかくさん」


恐れながら意訳してみました。

天は私(夢窓国師のこと)にこの小さな徧界一覧亭が建つ

わずかな土地を休息する場所として与えてくださった。

ここで坐禅をして自己探求をしているうちに心の自由を得た。

この場所にくると誰でもハット目が開かれる。

目の前に果てしなく広がる光景が仏様の真理そのものだ。



コメント

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Re: タイトルなし

> 遍界ではなく偏界一覧亭だと思います。
> 苔むした階段、うまく登れたでしょうか
> 中腹の五輪塔、石仏・・・
> まるで時間が止まった感覚を覚えますね

ご指摘、有り難うございました。

訂正いたしました。

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