FC2ブログ

夢窓国師出世の場所 千葉県いすみ市 退耕庵 ①

blog-IMG_0809.jpg
 夢窓国師出世の地、千葉県いすみ市に行って参りました。

 今回の自転車行脚の旅は、夢窓国師が49~51歳の時に寓居したところです。

寓居と仮住まいのことで、夢窓国師は、ご自身がどこに住んでいても、寓居と

呼ばれました。

 現代の私たちの、今住んでいるところも、大きな眼で見れば、寓居、仮住まいに過ぎません。

必ずいつかは、去らねばならないところです。

 いすみ市能実には、夢窓国師が修行をされた坐禅窟があり、また、「能実」という

地名は、国師が命名されたそうです。退耕庵という庵に住んでいた言います。

 この地の後、夢窓国師は、ひたすら自己の修行に打ち込んだ隠遁生活に終止符を打ち、

後醍醐天皇に招かれて、京都・南禅寺に赴きます。出世、つまり、歴史の表舞台に出てきます。

 夢窓国師は、50歳頃をターニングポイントとして、前半生は、大自然に向き合い、隠遁生活を続けながら

坐禅修行に明け暮れた時期と京都、鎌倉などの大寺院に出世し、歴史的、国家規模の働きをする

後半生に分かれます。

 その前半生の最期の寓居がいすみ市の退耕庵です。

 この旅では、北鎌倉駅から上総一ノ宮駅まで電車を利用し、そこから先は、自転車行脚で

夢窓国師の遺跡を巡りました。
 
blog-IMG_0810.jpg
5時18分の北鎌倉駅発の電車に乗り、8時過ぎには上総一ノ宮駅に到着。

まず、一ノ宮の玉前神社をお参りしてから、自転車で、いすみ市能実に向かいました。
blog-IMG_0811.jpg
 いすみに向かう道からは、このような多くの池が見受けられ、まるで山水画のような世界でした。

blog-IMG_0814.jpg
 稲田の幻想的な美しさが本当に心に沁みます。夢窓国師がご存命の中世から

あまり変わっていない風景なのだろうと思いました。
blog-IMG_0815.jpg
 自転車を走らせること約30分で、目的地である太高庵に到着。

太高庵の裏手の崖には、夢窓国師の坐禅窟があります。
blog-IMG_0817.jpg
ここから先は、とりあえず、写真だけを掲載します。説明文は、後日、適宜加えていきます。
blog-IMG_0820.jpg

blog-IMG_0821_20200628103732064.jpg

blog-IMG_0822.jpg

blog-IMG_0823.jpg

blog-IMG_0824.jpg

blog-IMG_0827.jpg

blog-IMG_0830.jpg

夢窓国師草庵跡を訪ねて 箱根堂ヶ島 後編

blog-IMG_0730.jpg
 夢窓橋を渡ると閑居跡の看板があり、

blog-IMG_0732.jpg
鎌倉から自転車を走らせて、約3時間で、やっと、到着しました。

blog-IMG_0734.jpg
 敷地内に坐禅石のような大きな石があり、そこから渓流を見下ろした風景です。

夢窓国師もこのような景色を目にしながら、坐禅をしていたのでしょか。

blog-IMG_0735.jpg
閑居跡を正面から。
blog-IMG_0736.jpg
賽銭箱にも「夢窓国師」
blog-IMG_0737.jpg
 お堂の中の様子。お位牌などが見受けられました。
blog-IMG_0738.jpg
夢窓堂の扁額。
blog-IMG_0739.jpg
 
blog-IMG_0748.jpg

夢窓橋中ほどから見る渓流。
blog-IMG_0750.jpg
 橋の袂からの風景。ちょうど、竹やぶの辺りの奥が閑居跡です。

 以下は、この場所を歌った夢窓国師の和歌です。

〽 世の中を いとふはなき すまいにて

      なかなかすごき 山がつの庵 〽

(世の中をいとうているのではないのに、世を捨てた人より自然に生活をして

自然と共に生きているのはすばらしいと思わずにはいられぬ山がつの庵なのである。)

「夢窓」西野妙子氏訳

 山がつとは、きこりや猟師など山里に住む身分の低い人のこと。

 今回は、鎌倉箱根往還100キロの自転車行脚となりました。

 夢窓国師がどのような場所でどのような修行をされたのかを探る

行脚の旅の初回は、箱根堂ヶ島でした。

夢窓国師草庵跡を訪ねて 箱根堂ヶ島 中編

blog-IMG_0689.jpg
三枚橋付近
blog-IMG_0696.jpg
坂道を黙々と上がっていきます。

blog-IMG_0697.jpg
時折、路肩に滝があり、一息つきます。
blog-IMG_0699.jpg
 夢窓国師草庵跡がある宮ノ下まであと3キロの所。
blog-IMG_0700.jpg
 身体が悲鳴をあげないように、ペースを保ちます。


blog-IMG_0705.jpg
太平台の山神神社をお参りして、小休止しました。




blog-IMG_0707.jpg
 宮ノ下駅近くにある案内板。夢窓国師草庵跡まであと少し。
blog-IMG_0708.jpg

blog-IMG_0710.jpg
 近くのコンビニに許可をいただきて自転車を置かせいただき、

渓谷への道を下っていきます。
blog-IMG_0713.jpg
 夢窓橋が遠くに見えます。
blog-IMG_0715.jpg
 
blog-IMG_0718.jpg
夢窓橋入り口。
blog-IMG_0722.jpg
blog-IMG_0724.jpg
1977年と橋自体は、わりと新しい。

次回へ続く。